参加者の声
Angga [53期生(2015年春)] [インドネシア]
53期生(2015年春)インドネシアに参加
参加前のコメント
かつて私の父は、「自分自身の未来を描く夢を持つことが必要だ。」と私に言ったことがあります。「何故?」と私。「夢を描くという事は、夢へとつながる道を築くという事」と父。
私の夢はこの世界を住みよい場所にすることです。夢への飛躍は一歩一歩の着実な歩みから始まり、それらが夢への「道」へとつながります。
私はこのフォーラムが夢へのその一歩だと思っています。ですので、全力で取り組みたいと思います。
建築士としての私は、想像したものや夢を形にしてゆくのが私の仕事です。
フォーラムに参加して、研修生と友情を築くだけでなく、未来の為となる新しいアイデアを共に創造し、一番重要なのは研修が終わった後、どのように自国の同窓会や他国と協力していくかだと考えています。
自分の人生に新しい経験が増えるという事は心が躍ります。
研修生の一人に選ばれ、様々な経歴を持った東南アジアの研修生たちと共に考え、共に学べることは私にとってとても素晴らしい経験になると思います。
皆さんにお会いし、日本視察を含め新たな文化を学び、意見を交換し合えることを楽しみにしています。
参加後のコメント
Re-Imagining Future
私の亡くなった父が、人生の学びについて話してくれた事があります。ひとつ目は、体験することによってたくさん学べることです。体験からは、苦しみや楽しみを学ぶことができます。二つ目は、役立つ人間になることです。人のため、環境のため、地域のために役立つ人間は、人間として成長できるのだと父は私に教えてくれました。
IATSSフォーラムでの55日間の体験は、人生の学びになっただけではなく、自分自身をそして自分の夢を再認識させてくれました。ここでの体験は、楽しいことばかりではなくいつも問題にぶち当たっていましたが、多くのことを学ぶことができました。もう一つ新しく学んだこと、人間の存在が、人間以外のものの役に立つことができ、人間以外の存在も私達にとって大切であることが再認識できたことです。人間以外のものとうまく共存できるよう活動することが大切であると学びました。
日本に到着した最初の日は、お互いのことを全く知らなかった私達研修生ですが、今は、日本とアセアン各国に渡って友人ができ、IATSSフォーラムに参加できたことをとても嬉しく思っています。
フォーラムプログラムは、経験豊かで著名な先生方で行なわれる内容の濃い講義がぎっしりと詰まっています。プログラム中は、いい時も困難な時もありますが、本当のチャレンジは、プログラムが終わってからです。フォーラムの経験を活かし、人類にとってより良い将来を築こうと考えるようになりました。
IATSSフォーラムプログラムを支えてくれたスタッフの皆様、委員会の皆様、ボランティアの皆様、本当にありがとうございました。
IATSSフォーラム参加の機会をもらった研修生の皆さん、母国の代表であることを忘れることなく、自分の力を100%発揮してがんばってください!