
新型コロナウイルスの影響で、依然海外から日本国への入国が制限されており、海外研修生が入国出来ないため、IATSSフォーラムでの研修開催が困難と判断し、やむなく2022年春期フォーラムの開催を中止する運びとなりました。
IATSSフォーラムは、1985年に設立された研修機関で、アジアの将来を担う人材の育成を目指しています。
アジア10カ国から若く優秀な人材を日本に招聘し“Thinking and Learning Together (共に考え共に学ぶ) ”をモットーに、セミナー、フィールドスタディ、グループ研究などを通して、参加研修生が互いの国について理解し、自国・アジアの現在の課題に取り組む場です。
プログラムで取り上げるトピックは対象国の現状、ニーズに合わせて変化していきますが、学会や実業界からトップクラスの講師を招き、特定分野を深く研究することよりも、リベラル・アーツを学びながらリーダーシップを研鑽することを目指します。
IATSSフォーラムでは研修生、地域住民の方々が互いに文化多様性を学ぶという目的で、地元のボランティアの方々のご協力の元、文化交流イベントも開催しています。
上記の活動を長年に渡り継続してきた結果、アジア諸国との相互理解の促進への貢献として、2015年に外務大臣表彰を頂きました。