IATSSフォーラム2020年度春期研修の開催中止のお知らせ

新型コロナウイルスにつきまして、日本国内における感染拡大が著しい状況を受け、IATSSフォーラムでは研修生および講師・視察先関係者様の健康・安全面を第一に考慮した結果、止むなく2020年春期フォーラムの開催を中止する運びとなりました。

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参加者の声

Vitou [50期生(2013年秋)] [カンボジア]

50期生(2013年秋)カンボジアに参加

参加前のコメント

第50回IATSSフォーラムの参加者に選ばれた瞬間はとても感激しました。外国には行ったことがありますが、日本はまだなので、“日本に行けるんだ!”と感動しました。先進国を初めて訪れるというだけでなく、人間として成長する機会になればと思っています。日本の旅行スポットや世界級の工業産業、頑丈な高層ビルや農業構造の話をよく耳にします。私が日本について特に感心することは、第2次世界大戦後に国を復興させた日本のリーダー力と達成力です。その復興スピードには目を見張るものがあります。第50回IATSSフォーラムに参加することによって、日本の成功例を学び、カンボジア発展に貢献するという私の夢に一歩でも近づければと思っています。また、研修プログラムで身につけたリーダーシップスキルで、社会に役立つ企画を立て実行していこうと思います。様々な国からくる専門家の方々と共に過ごす約2か月間で、たくさんの貴重な情報交換が出来る事を非常に楽しみにしています。日本に行く日を指折り数えています。日本に早く会いたいです。皆さん、よろしくお願いします。

参加後のコメント「IATSS フォーラム体験が私に与えた影響」


IATSSフォーラムでの体験は、今まで生きてきた中で私にもっとも影響を与えた体験となりました。仕事の上でも、個人的にも。

個人的には、私の周囲の人々(友達、家族、親戚、仕事の同僚)に対する態度がとてもポジティブになったことです。フォーラムで出会った人々と接していく上で、自分のモチベーションのあげ方、コミュニケーションのとり方、コンフリクトの解決方法、ネゴシエーションスキル、課題に対する優先順位のつけ方などを学びました。このようなスキルを得たことによって、2種類の博士号奨学金のオファーをもらいました。ひとつはニュージーランドのオークランド大学でもうひとつはフランスのラロシェル大学です。

仕事上では、今働いている大学の国際関係事務所で、同僚の仕事に対するモチベーションが上がるような職場環境作りに励んでいます。また、教育省が携わるユニセフ企画の相談役をしてほしいと頼まれるようになりました。このような仕事依頼がもらえたのも、ひとえに、IATSSフォーラムに参加し共同研究を体験した事実が認めてもらえたことだと思っています。

IATSSフォーラムのような内容の濃いユニークな研修はほかに例が無く、そこで得た貴重な研修体験は、今の私に、個人的にも、また、仕事上でも、たくさんの輝きを与えてくれています。

次回の研修生の皆さん、とても貴重なプログラムですから、全神経を集中させて望んでください。がんばってください。