IATSSフォーラム2020年度春期研修の開催中止のお知らせ

新型コロナウイルスにつきまして、日本国内における感染拡大が著しい状況を受け、IATSSフォーラムでは研修生および講師・視察先関係者様の健康・安全面を第一に考慮した結果、止むなく2020年春期フォーラムの開催を中止する運びとなりました。

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参加者の声

Leak [51期生(2014年春)] [カンボジア]

51期生(2014年春)カンボジアに参加

参加前のコメント

残り2ヶ月を切った今日、私は“研修生の声”を書いています。ああ、神様!この気持ちをどう表現すればいいの?私は他の優秀な候補者と一緒にカンボジア委員会メンバーの前に立ち最終結果を聞くのがとても不安だった事、そして最終的に私が選ばれた時を思い出します。ここで言いたいことはたくさんありますが、うまく書き表せません。でも、日本で他のアジア8カ国の人々と一緒に学び、理解し、知り合い、そして分かち合うことへの熱意は強く持っていることははっきりといえます。私にとって今回が日本での始めての研修ではありませんが、フォーラムの57日間は、人生を変える素晴らしい経験の一つになると確信しています。最近は、“リーダーシップ”についてよく考えていますが、いまだ、私独自のリーダーシップスタイルが見出せないでいます。私独自のリーダーシップスタイルとはなにかを、皆と “共に学び共に考え”ながら見出していきたいです。

帰国後、私のフォーラム経験がどのように母国に貢献できるかは何も約束できませんが、皆の最善のために私のベストをつくします。 会える日を待ちましょう。

日本、そしてアセアン諸国の若きリーダー達に会えるとのとても楽しみにしています。

参加後のコメント

IATSSフォーラムでの55日間は、さまざまなことを体験でき、たくさんのことを学べたとてもすばらしい時間でした。私のこの濃厚な体験を、短い文章で書き表すことはできませんが、私にとって一番重要で共感を得たフォーラムでの学びを紹介します。“さまざまなリーダーシップとコーディネーションのやり方”が存在することを知ったことです。自分のユニークさに合ったリーダーシップとコーディネーターのやり方があることを知りました。この2つのスキルは、職業上において、また私生活においても重要なスキルだと思います。私の職場での役割はコーディネーターです。ですから、いいコーディネーターになることが、どれだけ難しいことかも良く理解しています。でも、だんだん、いいとか悪いとかではないような気がしてきました。一番大切なことは、みんながひとつの共通なゴールに向かってチャレンジができることだと思います。話を55日のフォーラム研修に戻しますが、私は、51回の研修生達やIATSSフォーラムメンバーをとおして、自分のリーダーシップスタイルとコーディネータースタイルを見つけることができたと思っています。みんなのおかげで、以前は気づかなかった自分の弱点や長所を見つけることができました。フォーラム研修のおかげで、私が日本に行く前に個人的に掲げた自己成長の目標を達成することができました。フォーラムが私に未知の自分を発見する機会を与えてくれたので、私は変わることができました。
フォーラムスタッフの皆さん、ボランティアのみなさん、ファシリテーターの方々、講師の方々を含む日本で会ったすべての人々に感謝しています。皆さんのおかげで、私は、新しい自分を発見することができ、人間的に成長することができたと思っています。
また、本田総一郎さんの哲学的なリーダーシップのやり方にも感銘を受けました。みんなが正しく理解でき従うことのできる哲学が、組織を持続させる根底にあることに気づきました。この学びを教訓にして、私達の組織から、地域の人々が地域・母国文化の価値をあらためて理解できるような思想をうみだし地域住民に発信して、持続可能な地域社会の実現に繋がるよう働きかけていきたいと思います。
最後に、日本での体験を、職場の同僚、友達、地域の人々と日常的に共有しながら有効に活用し、私が属する社会の発展に貢献していきたいと思っています。