IATSSフォーラム2020年度春期研修の開催中止のお知らせ

新型コロナウイルスにつきまして、日本国内における感染拡大が著しい状況を受け、IATSSフォーラムでは研修生および講師・視察先関係者様の健康・安全面を第一に考慮した結果、止むなく2020年春期フォーラムの開催を中止する運びとなりました。

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参加者の声

Aie [51期生(2014年春)] [タイ]

51期生(2014年春)タイに参加

参加前のコメント

IATSSフォーラムの面接試験の結果が知らされた時は、天にも昇る心地でした。51回フォーラムに国の代表として選ばれた事は本当に素晴らしく名誉に感じるし、大切にしなければならない大いなる好機です。基礎となるフォーラムのモットー“共に考え共に学ぶ”からは、変化をもたらす能力を解き放ち、多文化間の理解を研ぎ澄まし、より良い未来のための集中的な活動を呼び起こすために緻密に考案されたプログラムという印象を私は持ちました。グループスタディ、セミナー、そしてフィールドスタディを網羅した多彩で総合的な活動を通じて、IATSSフォーラムは私の視野を大いに展開すると信じています。加えて独自の文化、人々の精神、そして優れた発展で賞賛される国、日本の探求は私にタイの状況に見合った日本の発展モデルの実施経験を提供してくれるでしょう。IATSSフォーラムでの57日間は、参加者全員が各自の目標達成、夢の実現、情熱追求し、帰国後は、各国各地域へのよりよい貢献をする貴重な道のりとなるでしょう。だからぜひ一緒に、私たちの人生でもっとも印象的なエピソードの一つにしましょう。もうすぐ皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。

参加後のコメント

フォーラムは私が今まで経験してきた中で一番ユニークなリーダシップ研修でした。“共に考え共に学ぶ”をモットーにしたフォーラムプログラムは、よく考えられた一貫性のあるアクティビティを通して、私の視野を広げてくれました。 学術的にとても刺激的なグループスタディのテーマは、持続可能な地域づくりの視察や経験豊かな先生たちの講義によって、とても充実したプログラムとなりました。日本の発展事例を学んだことによって、農業、文化、工業のみならず美学意識の観点も考慮にいれ、母国を発展させる方法を考えていくことの大切さを学びました。また、文化背景の違う研修生が集まったダイナミックなグループは、各自のアイデアや経験を共有することにより、広い観点から物事を見ることができる環境を与えてくれまた。フォーラム研修は、多様な文化をうまく結合させることのできる場所です。フォーラムの内容豊富な文化交流アクティビティは、楽しいだけではなく、各研修生の日本やアセアン9カ国への理解を深めてくれました。理解が深まったことにより、その国の人々に対する敬意も高まりました。
また、55日間のリーダーシップ研修では、たくさんの印象に残る思い出ができました。他の研修生に対する思いやりや共に分かち合いたいと思う気持ちが、時を共にするにつれて少しずつ大きくなり、最後には強い絆で繋がることができたと思っています。講義や、視察、グループアクティビティ、グループでの提出物はもとより、毎日の共同作業(食事、自転車での買い物、温泉など)を通して、強い友情を築くことができました。
また、私が強く感銘を受けたホンダ総一郎の“Power of Dreams”は、私達研修生に、各自が母国で夢に向かって努力する力を与えてくれました。IATSSフォーラムで学んだ経験は、私達研修生の人生に良い影響を与えてくれました。フォーラムでの体験・学びは、一生忘れられない思い出になると思います。