IATSSフォーラム2020年度春期研修の開催中止のお知らせ

新型コロナウイルスにつきまして、日本国内における感染拡大が著しい状況を受け、IATSSフォーラムでは研修生および講師・視察先関係者様の健康・安全面を第一に考慮した結果、止むなく2020年春期フォーラムの開催を中止する運びとなりました。

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参加者の声

Diane [52期生(2014年秋)] [フィリピン]

52期生(2014年秋)フィリピンに参加

参加前のコメント

“後ずさりしない!降参しない!戦い抜く!” これが、私の戦うときのことばです。自分の”to know”, “to do”, “to become”の可能性を高めるためのチャンスにめぐり合ったときに、このことばを頭に入れます。“to know”とは、状況全体を把握し、リスクを考え、その状況にあった対応・決断をとれるための知識をもつことです。“to do”は、計画を実行にうつせる実効性のことです。“to become”は、自分の夢を実現させるため、自分の可能性を高めるため、そして有意義な機会を見つけ自分の情熱や生きる目的を見つけ出すための新しい発想や想像力を養うことです。
フォーラム参加は、私にとってとても大きな挑戦です。なぜなら:
 ひとりで外国で行動すること。
 57日間、家族から離れて暮らすこと。
 日本の文化に浸ること。
 アセアンの国々からくる有能な若いリーダーと時を共に過ごすこと。
 国際研修に参加すること。

が私にとってすべて初めての経験だからです。
研修生全員の良いところを引き出し、地域や国のリーダーに必要なクリティカルシンキングの基盤を育んでくれるフォーラムは、私にとって人生を変えるような重大な研修となるでしょう。
このような研修に参加できる私は、つくづく恵まれていると思っています。フォーラムが始まるのがとても楽しみです。

参加後のコメント

イアッツフォーラムは一流の国際的なプログラムだと思います。フォーラムではリーダーシップの能力の向上と共に、ASEANの代表者や、日本、フィリピンの同窓会の方たちとのネットワークを築くことができました。
私は日本に旅立つ前、初めて息子と2ヶ月間も離れる為、複雑な気持ちでした。反面、ASEANのリーダーたちと人生の転機となる旅に旅立てることを楽しみにしていました。
イアッツフォーラムから私への最初の課題は研修生の声でした。今それを読み返してみると、57日間に経験したものがはっきりとよみがえってきます。
私はイアッツフォーラムに参加できたことをとても感謝しています。もちろんそれは挑戦の日々でした。なぜならフォーラムでは自分の個性、知的能力の挑戦だったからです。時々、自分自身の弱さを受け入れることを大変難しく感じることがありました。しかし、フォーラムで現実に直面することで自分自身を強くすることができたと思います。
ズライダさん(マレーシア委員長)は『絶好のチャンスには大きな責任が伴います』とおっしゃっていました。
また、他の研修生と共に研修期間を過ごし、彼らからいろいろなことを学びました。フォーラムのプログラムでは、一度に複数の課題に取り組まなければならず、忍耐力や決断力、さらに自己管理力がアップしたと思います。
私は今まで、大勢の人の前でこれほど自信を持って自分の意見を言うことができませんでした。そして、それはいつも自分自身を創造的・批判的に考えることに挑戦した経験から得ることができたと思っています。
私はイアッツフォーラムの絆が、私たち第52回の研修生や今までの修了生の方たち、さらに今後の研修生の方たちにも続いて欲しいと思っています。
将来の研修生たちにはみんなで団結し、前向きなエネルギーを見つけていって欲しいと思っています。             (長文の為、要約しました。)