参加者の声
Kae [53期生(2015年春)] [フィリピン]
53期生(2015年春)フィリピンに参加
参加前のコメント
私はカトリナ・ケイ・プリンシペです。職業は国家公務員です。5月から行われる第53回イアッツフォーラムにフィリピン代表として参加できることを誇りに思っています。
私にとって、厳しい審査過程や面接を経てこのプログラムの研修生に選ばれたことは大変幸運でした。私たちは他の研修生や勤勉なイアッツフォーラムの皆さんに会えるまでの日々を指折り数えて待っています。しかし、私がもっともこの旅で待ち望んでいるのはイアッツフォーラムで仲間たちと共にできる経験、学びや成長などです。私は新しいことに挑戦したり、皆さんからできる限り学ぶため、自分自身を開く準備はしています。
ジェイミー・バックリーの本より言葉を引用し、私がイアッツフォーラムの冒険をどのように感じるか表現しますと:
「それぞれの人生に、宇宙があなたの潜在能力を引き出せるチャンスを与える瞬間がある。開いているドアは心に通り過ぎることのみを求めるが、それは決して簡単なことではない。それは想定していることでもない。しかし、その道を通った者は誰も、その試練は常に心に対して行われたと振り返り、実感する。あとは鍛錬することのみであると。」
私は出会った同窓生や、資料などで読んだイアッツフォーラムのことに常に刺激されており、彼らのように自分自身の潜在能力を引き出すためのチャンスを掴み、そして、彼らと同じようにフォーラムでの価値ある体験を「鍛錬」、訓練できることを望んでいます.
参加後のコメント
同窓生は、みな、それぞれの参加理由、目標、やる気をもってフォーラムに参加しました。自分の目標を達成した人もいたし、フォーラム中に新しい目標を見つけた人もいます。また、真の自分を見つけ、飾らない自分で参加したい人もいたし、真の自分を向上させる時間があった人もいます。フォーラムの終わりには、参加理由や個人の性質に関わらず、なにか価値のあるものを見つけることができます。
プログラムは、一貫性のあるすぐれた構成になっています。それぞれの学び体験、テーマ、トピックは関連性があります。初めは気づかないのですが、プログラムの中で学んだものすべては、テーマスタディで活かされ、同僚や専門家と意見を共有することにより、最終的にお互いの理解や学びを深めることができます。実際に体験しながら学ぶリーダーシップ研修は、私の知らない新しい方法で、とても楽しみながら参加することができました。今度新しく参加される皆さんには、私がフォーラムで体験できたように、プログラムのプロセスの中で、自分の可能性を発見してもらえればと思います。
たくさんのIATSSフォーラム同窓生からは、フォーラムのネットワークに価値があると教えられました。しかし、私は、ネットワークよりも、IATSSフォーラムコミュニティーに携わる同窓生の一人となったことに対しもっと価値を感じました。フォーラムで同じ体験をし、フォーラムの考えを学んだ私達たちは、一つのコミュニティーとして社会に対する大切な義務を課せられた気がします。同期の研修生の中でも、ネットワークをつくるのは容易ではありませんでしたが、これからは、フォーラム同窓生として、お互いの関係を深め、各国で私達に与えられた義務を果たしていきたいと思います。
公式・非公式で学んだ体験のほかに、私が学んだ大切なことは、フォーラムボランティアの方々とスタッフの方々がフォーラムに注ぐ熱意です。フォーラムスタッフは堅実で、プロ意識が高く、私も皆さんのような姿勢で仕事をしたいと思っています。ボランティアの方々のおもてなし精神には、とても心が厚くなりました。フォーラムを通して、日本文化や生活習慣が学べ、また、私の国の文化も皆さんに紹介できたことも嬉しく思っています。
“自分をオープンに、そしてチャレンジに向かう。”これが、私がIATSSフォーラムの体験から持ち帰ってきたフレーズです。他には、“新しい人に会い、友情を深める”“オープンマインドで新しいことを学ぶ”“クリティカルに物事を考え、新しいものの見方や見識を受け入れる”“他の人達と協力し合い、同僚とともに学ぶ”もあります。フォーラムの体験を通して、心からオープンになることを学びました。IATSSフォーラムの旅は、“人生が変わるほどの体験“という保証はありません。なぜなら、それは個人の認識値にかかっていますから。個人的には、とても大きく変わりました。いいほうに。