参加者の声
Nick [49期生(2012年秋)] [ミャンマー]
49期生(2012年秋)ミャンマーに参加
参加前のコメント
フォーラムの最終選考で研修生に選ばれたというメッセージを受け取って以来、私はずっと興奮で胸が高鳴っています:これは、日本の山ほどの知識が凝縮された素晴らしいリーダーシッププログラムです。セミナーのテーマはユニークで、実に幅広く、リーダーとして何が必要かを学ぶことが出来ます。東南アジア9ヵ国から18人の参加者が会い、先進国である日本で、互いに話し合い様々な意見の交換をします。このプログラムに参加出来ることを誇りに思います。そして興奮で心が高まっています。IATSSフォーラムで、沢山の事を学び吸収したいと思っています。
日本はイノベーション、R&D(研究開発)などの分野において興味深い国だと、私は考えています。私はとても期待しています。限られた時間の中で出来るたけ沢山の事を学びたいと思い、心はやる気に満ちています。ここで得られる貴重な知識や必要な経験 は、私の国で活かされると期待しています。
この価値あるIATSSフォーラムをきっかけに、次の世代を担う若いビジネスリーダーと関わっていきたいと思っています。またこのことが、次の世代が近い将来日本で技術や科学を学ぶための良いインスピレーションの元になればと願っています。
参加後のコメント
IATSSフォーラムに到着した日の事は、今でも昨日の事のように感じられます。時間が過ぎるのは早いものです。フォーラムでは、多くの価値ある物事と新しいアイデアを学べ、自分をさらに知ることができました。日本に行く前、たくさんの人から“IATSSフォーラムってなに?”と聞かれ、リーダーシップ育成のプログラムだと 即座に答えました。しかし、それは、間違いでした。全く違っていました。今は、IATSSフォーラムは、リーダー育成のみのプログラムではなく、自己の弱点を明らかにし、それを長所に変える場所であると解釈しています。中国のことわざでも、このことは歌われています。
“戦いの前に自己を知る者は、勝率が5割。相手の事も知る者は、必ず勝てる。”
フォーラムのおかげで、リーダーシップに関する事だけでなく、自分自身の事も理解ができました。そのことにより、私の弱点を長所に変えることができ、以前よりもパワフルで勇敢になれたと思っています。難問が迫ってこようとも、うまく乗り越せる自信が今の私にはあります。フォーラムは、私に何が必要で、どのようなことをすれば困難に立ち向かえるかということを教えてくれたおかげです。
私の最大の光栄は、一度も失敗しないことではなく、倒れるごとに起きるところにある。本田総一郎
本田技研本社でこの格言を学びました。この言葉は、今でも私の心の中にあります。以前は、失敗を恐れていました。自分の感じる快適な範囲で生活をしていました。そのほうが楽でしたから。IATSSフォーラムは、チャレンジに立ち向かう力を私に与えてくれ、私を強くしてくれました。
・帽子という知識
・服という知恵
・靴という社会のネットワーク
・手袋という経験
IATSSフォーラムでもらったこの帽子と服、靴そして手袋を身に付けることで、目の前にある難問に立ち向かい、将来起こりうる難問を温かく迎える準備が整いました。
IATSSフォーラムの皆さんに感謝します。