IATSSフォーラム2020年度春期研修の開催中止のお知らせ

新型コロナウイルスにつきまして、日本国内における感染拡大が著しい状況を受け、IATSSフォーラムでは研修生および講師・視察先関係者様の健康・安全面を第一に考慮した結果、止むなく2020年春期フォーラムの開催を中止する運びとなりました。

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参加者の声

Karen [49期生(2012年秋)] [フィリピン]

49期生(2012年秋)フィリピンに参加

参加前のコメント

やった!IATSSフォーラムに向けて日本の鈴鹿へ旅立つ日まであと2か月。2回目の旅程情報キットを読みながら、心には期待と不安、色々な思いが入り混じっていました。まだフォーラムは始まっていないけれど、既に私の心はIATSSフォーラムのことでいっぱいです。出発前の準備活動では、心の準備をするだけでなく、早いうちから考え学ぶ訓練をしているような気がします。このフォーラムを成功に導くために、スタッフやボランティアの皆さん同様に私達研修生も、一人一人が努力していると想像出来ます。

私は今、心の準備、高まる期待、想像をめぐらせたりしていますが、これから出会う人々や経験のことを考えると胸は高鳴ります。異なる文化、考え、背景や言語の人々が、この美しい国、日本で一つとなり、共に過ごす経験は本当にすごいことです。私がこれから学んだり、分かち合ったり、また喜びを感じる全ての出来事は、私の人生だけでなく、同郷の人々にも良い影響を与えることでしょう。会える日を楽しみにしています!

参加後のコメント


IATSSフォーラムでの経験は私の一生の宝物です。神様が、日本で学びたいという私の願いを叶えてくれたことは一生忘れません。Corinthians 13:13(聖書)に“そしてここに3つ残った。信頼、希望、愛。しかし、一番大切なものは愛だ。”この一節は、私の日本での素晴らしい体験の中にみることができます。私の神そして人々に対する“信頼”は、私が他の研修生達を信頼できるようになったことにみられます。特に、みんなで協力し合った文化交流会のプレゼンテーションでは格別でした。心を開き、チャレンジし、チャンスを自ら掴もうとすることで様々なことが発見できました。また、過去の悲劇に屈することなくは這い上がってきた日本人の堅実さを知ることで、“希望”とは何かを気付かされました。フォーラムでの経験は、私の視野を広げ、自国での様々な問題だけでなく、他国へも目を向けることができるようになりました。最後に、私たちの“愛”は、お互いが個人個人の違いを快く受け止めることができるかで試験され、その結果は、私たちの喜びと微笑みというかたちで表現されました。文化や言葉の壁はありましたが、人との交わりや互いを思いやる心を学びました。